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そのタイヤが作られたのはいつ?

お隣が有名なタイヤショップ「ウルフ」さんなのに、タイヤの事を書くのはちょっと気後れしますけど、せっかくリクエストをいただきましたので少し。
タイヤには、メーカー名とかサイズなど色々書いてありますが、その中に・・・

タイヤがいつ作られたかが、サイドウォール部に書いてあるのをご存知ですか?
製造年とその年の何週目に製造されたかが分かります。

見方は(一部海外メーカーのタイヤは未確認ですが、ほとんど以下の表示方法です)
2000年以降の製造番号では、4桁の数字で製造年週を示します。
例えば、1609
最初の数字16は16週目を、最後の数字09は2009年を示します。なので、2009年の4月の3週目くらいに作られたタイヤと言うことになります。

1999年以前の製造番号では、3桁の数字で製造年週を示します。
例えば、179
最初の数字17は17週目を、最後の数字9は1999年を示します。なので、1999年の4月の4週目くらいに作られたタイヤと言うことになります。

4608 2008年の46週目製造

p4030004

2308 2008年の23週目製造

p4030070

1306 2006年の13週目製造

p4030073

残念ながら3桁の見本が店内にありませんでした。

製造年月が分かれば、タイヤの見た目(カタくなってそうだな~、とか)だけでなく、交換の目安としてひとつの参考になると思います。タイヤが減ってきて交 換するのは当たり前ですが、あまり古くなったタイヤは性能が低下するので、この製造年月からおおよそは判断できると思います。
ただ、タイヤメー カーの倉庫やショップの店内など、室内で保管されている(ホイールに装着されていない状態)タイヤは、劣化していないと思われるので、一概に製造年で劣化 程度を判断できないとも言えます。ほとんどのメーカーは保管3年以内であれば、新品タイヤとして販売できるとしているようです。

タイヤは 製造された日にちまではわかりませんが、たとえば交換してから3年経った翌日、タイヤの性能低下が急激に訪れるわけではないと思うので、たしかに日にちま では必要ない気がしますし、毎日金型(?)の日付部分を変えるのも大変でしょうから?(すいません金型は憶測です)

パンク修理したタイヤや、すり減ったタイヤは早めに交換しましょう。
空気圧の調整も忘れずに!